こむぞうです。
皆さんは、新型コロナウイルスワクチンは、もう接種済みですか?
今回は、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場について、自治体事例の一つとしてお伝えしたいと思います。
接種者の流れが止まらない!
とにかく1日当たりの接種者が多いので、流れが止まりません。
私は、接種会場の手前で受付を担当したのですが、来るわ来るわ。
息をつく暇もなく・・・というのは大げさですが、トイレ休憩をすると流れが止まるので席を外すなんてできませんね。
ちなみに、私の担当事務の流れは、こんな感じです。
- 受付に向かってくる方に声を掛ける。
- 接種券を確認する。
- 予約者リストと照合
- 照合後、受付番号を配布
- 予約ごとに待機席を案内
既に接種した方もこの光景は、よく御覧になったのではないでしょうか?
一応1人1分程度の接種間隔で日中ほぼぶっ通しなので、すごい人数でした。
また、予約より30分近く前から来る人もいますが、ほぼ時間どおりに来る人もいるので、座る席の確保がどうしても困ります。いらっしゃったなら全てに気長に待てる待機場所を用意したいところですが、限りはあるのでどうしても不便をかけてしまいますね。
持ち物に注意!(何とかなりますけどね。)
自治体ごとに違いますが、持ち物に注意しましょう。
- 接種券
- 予診票
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、保険証等)
持ち物を忘れる方は、余りいらっしゃいませんでしたが、未成年者の忘れ物(特に本人確認書類)がとても多かったです。
持ち物がなくとも対応可能なこともありますが、その分、時間がかかります。忘れ物がないようにしましょう。
私の所属団体では、接種券はワクチン接種担当者が再交付、予診票は会場に予備で置いてありますのでその場で書いて提出、本人確認書類は担当者による対応で何とかすることができます。ただし、もし接種できるか確認ができなかった場合は、お断りをすることがあります。よく確認しておきましょう。
急な対応も結構ある。
予約者リストにいない方の対応もありました。
その日のうちに在庫のワクチンを使い切らなければワクチンが使えなくなってしまうため、予約日時どおりに来ない人を頻繁にワクチン接種担当者がチェックをし、来ていない場合は接種予定者に連絡し、キャンセルであればエッセンシャルワーカー(感染リスクがある中でも、私達の生活を維持するために現場で働き続けなくてはいけない方々)に連絡して先に接種してもらいます。
このキャンセルとエッセンシャルワーカーの情報は、さすがに当日対応なので情報が受付に届いていないとさすがに「!?」となりますね。
人の流れが途切れないこの状況でこれがあるとかなり慌てます。ワクチン接種担当者に事情を確認して対応してもらったのでなんとか済みましたが、なかなか連携が難しいですね。
ワクチン接種担当者に随分助けられました。
マニュアルを事前に読み込んだものの、人が多くてマニュアルを見直す時間もなく、偶然こちらに寄ってくれてたワクチン接種担当者に対応してもらいました。
この点は、我ながら少し情けなかったと反省しました。
【注意事項】予約は接種日時じゃなくて受付日時
ここで注意事項その1です。
事前に予約をした上で今回接種会場にお越しいただいているわけですが、その予約受付日時を接種日時と誤解されている方が多かったです。
まぁこれは、ちゃんと読んでいないとそう誤解してしまうこともあるかもしれません。その時間に来てすぐ通されるわけではないので御注意いただきたいですね。
【注意事項】付き添いOK!部外者NG!
注意事項その2です。
一人で接種できない方もいらっしゃると思いますので、私の所属団体では、付き添いはOKです。どうぞ一緒に入場してください。
しかし、私が受け付けた中でおかしな方がいました。こんなやり取りをしました。
接種券を拝見してもよろしいですか?
いや、私、部外者。ちょっと中に入って座ってもいい?
いえ、予約ごとにしか席を御用意できていませんので、残念ながらお席はないのですよ。
そういうところがダメなのよ。いつ誰が来てもいいように席を用意しておいてくれなきゃ
・・・というやり取りです。
いや、密を避けようという状況で、しかも完全予約制、入れるスペースにも限度があるほどに大人数なのに、「部外者」と名乗る人に席を譲るわけにはいかないでしょう?
今覚えば付き添いのつもりで「部外者」と言ったかもしれませんが、ちょっと周囲を見渡して御理解いただきたいところでした。
予防接種健康被害救済制度
できれば活用される状況にならないことを願いたい制度です。
もしワクチン接種で健康被害があった場合は、こちらを御活用ください。医療費等が支給されるかもしれません。
とにかく疲れた・・・。
新型コロナウイルスワクチン集団接種対面予約のときもそうでしたが、ずっと立ちっぱなしの接客でした。
今回は、椅子を持ってくるだなんてできない内容だったので改善できそうにないですね。受付に向かってきたら話しかけて、接種券を出してもらって(でもそもそも「接種券」がどれか分かっていないので探してあげたりもして)、予約者リストと照合して、受付番号を配布して、予約ごとの席で待機してもらう、という一連の作業をこの日に何件行ったことか。すっかり足が棒になりました。
しかし、この疲れは少し心地いいですね。やり切った感があります。次回は、もっとうまくやれるようにがんばりたいと思います。
なお、その他の新型コロナウイルス関連の記事については、こちらをどうぞ。
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