ブログ「公務員ってどうなの?」のこむぞうです。
今回は、団体割引がされる生命保険をお話しします。公務員になろうとする方は、公務員になったときに案内があると思いますので1つの知識として承知しておいてください。
グループ保険とは?
愛知県では、共済組合が生命保険会社に委託して団体割引のあるグループ保険という制度があります。
死亡保障、高度障害、医療保障、三大疾病等のために加入することができる3月1日から翌年2月28日までの1年間の掛け捨ての保険です。恐らく全国の共済組合で行っているのではと思っています。
しかし、原則として共済組合に入っている間だけ(公務員でいる間だけ)の保険なので、退職後も保険が必要な方は、要注意です。なお、正確には一応退職後も継続するプランというのもありますが、コース内容のパフォーマンスはガクンと下がりますのでお勧めし難いですね。
ちなみに、それぞれの自治体から案内される生命保険には様々な制度があるため、注意してください。今回は、共済組合が生命保険会社に委託するグループ保険です。
グループ保険って安いの?
団体割引のため、とても安いです。生命保険会社の方に保険の相談をすると、どこも必ずグループ保険だけは生かしたほうがいいという結論になってましたね。組み合わせにもよりますが、いろいろ入って40歳くらいで月額5,000円から7,000円までというところでしょうか?年齢によって変わります。
この安さは、すごいよ!でもフルタイム勤務の公務員でいられる間だけだから、将来を踏まえてよく考えておいてね。
配当金があります!
余り支払われなかった保険金の実績に応じて、配当金が毎年支払われます。これも入っている保険内容によりますが、10,000円くらい現金でもらえますね。これを目当てに入る職員もいます。
そう、現金!これが人事給与担当部署としては大変で、この時期にその自治体の全加入職員分の金額が自治体の口座に振り込まれるわけですが、これを現金として払い出し、加入者ごとに配当金を振り分けて用意しなけれななりません。振り分けていくと、必ず1度は「〇円足りない・・・。」ということになり、既に振り分けた分から多めに振り分けた金額がないか探す作業をしています。たった数円のために膨大な量の小銭から探さなければならないわけですね。
これは、人事給与担当部署の裏事情ですね。・・・誰か助けて・・・。
現金っていうのが困るね・・・。
グループ保険は、加入するべき?
家庭があるような、生命保険に入ったほうがいい方は、どこの保険にも先駆けて入ることを考えたほうがいいと思います。しかし、個人的には、死亡保険については一考の余地ありと思いますが、この記事のとおり医療保険については入らないほうがいいと思っていますので、よく御検討ください。
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