こむぞうです。
今回も自治体の事例紹介です。
今回は、千葉県千葉市のネット事前申請です。詳細は、こちら(千葉県千葉市ホームページ)
ネット事前申請の内容
事前申請の内容自体は、意外性のあるものではありません。転入転出の届出を窓口に行く前にPCやスマホから事前申請をするというものです。「ちば電子申請システム」を使用してクラウドサーバ上で各種届出等ができる千葉県とその県内自治体が共同で運用しているシステムを使っています。
平成29年1月から導入され、事前申請者は、本人確認書類を窓口に持っていき、本人確認の上、届出内容の確認と署名で手続が完了するというものです。
意外とどこでもやっていそうなことですが、やっているところを私は聞いたことがありません。ネットで申請に必要な書類を調べて、それでもよく分からないから電話で問い合わせて、当日申請窓口に行って順番が来るまで待つ、ということになりますよね。これがネット事前申請で少しでも省略されるのですから、助かりますよね。
混雑状況も分かる!
「そこまでやる!?」と思ったのは、混雑状況も分かるようにしていることです。
令和3年1月から導入し、当時は各区役所の待ち人数、予想待ち時間等を表示した掲示板をWebカメラで撮影し、それをYouTubeでライブ配信をするところから始まり、現在はシステムでブラウザ表示をするようにされました。また、メールやLINEで順番が来たら教えてくれる機能も追加されました。
混雑の回避に大きく貢献されますね。新型コロナウイルス感染症対策として、とても安心できる設備だと思います。ショッピングモールでも駐車場の混雑状況だとかをネット上で確認できるようにされていたりしますしね。時間がないときだとこういう設備はすごく助かる試みだと思います。何でもネットで知ることができる世の中になってきました。他にもネットで共有して何とかなるといいですよね。
仕事を早くするのは、早めに取り掛かること。
何かの本で読みましたが、仕事を早く終わらせるコツは、仕事を進めるスピードを上げることではなく、仕事に取り掛かるスピードを上げることだそうです。
今私も実践して痛感しているところです。手続もまた事前にくることが分かっていれば早く取り掛かることができるため、この千葉県千葉市の事例は、きっと大きく業務効率化に役立っているだろうと思います。
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