自治体の財務分析「キャッシュフロー」

公務員のあれこれ
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 こむぞうです。

 前回の流動利率と自己資本比率の記事に続き、今回はキャッシュ・フローについてお伝えします。

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キャッシュ・フローとは?

 キャッシュ・フローとは、現金の流れのことです。

 業務で現金を生み出したか(業務活動収支)、どんな投資をしたか(投資活動収支)、どんな資金調達をしたか(財務活動収支)を把握します。

 企業では、

  • 業務活動収支=営業活動によるキャッシュ・フロー
  • 投資活動収支=投資活動によるキャッシュ・フロー
  • 財務活動収支=財務活動によるキャッシュ・フロー

と呼ばれていますね。

何を見ればキャッシュ・フローが分かる?

 財務諸表のうち、「資金収支計算書」(企業なら「キャッシュ・フロー計算書」)というもので分かります。

キャッシュ・フローがどうなるとよい?

 バランスが大切です。大きく分けて次の2つになると思います。

  • バランス型:業務活動収支で得た現金から投資活動を行う。
  • 事業拡大型:業務活動収支で得た現金を超えても投資活動を行う。

 不足するものは、財務活動等で資金調達してやりくりすることとなりますね。

 いうまでもなく、バランス型が最も安全ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止等のように政策的に事業拡大型にならなければならない場合もありますので、一概にはいえないと思います。

愛知県内の市町村のキャッシュ・フローは?

 前回と同様、令和元年度(このブログ掲載時点ではこれが最新。また、一部資料がないため、令和元年度前の過去データや連結会計)のキャッシュ・フローが分かる表を作ってみました。

 バランス型は28、事業拡大型は23で、おおむね半々ですね。資料の最新のものがまだ令和元年度までしかないので、コロナショックのあった令和2年度がどのようになったか気になります。きっと事業拡大型が増えているのでしょうね。

 業務活動収支で赤字になっているところは、きっと大変でしょうね。自治体は、お金を稼ぐことができないので、知恵を振り絞ってなんとかしなければいけません。この点の悩みは、どこの自治体もこの同じですが、業務活動収支でプラスがないと更に厳しいでしょう。

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